『第1回NEWギャラリー展』
4/28[日] 14:00 (一部)/16:00 (二部) [カンパ制]
会場:OHARANO STUDIO GALLERY
新たなギャラリーでのイベントとして、
新たなギャラリーが集まる場所として、
誰もが、どんなスタイルでも参加できる即興セッションイベント『NEWギャラリー展』を企画しました。
主催:波多野円香
(OHARANO STUDIO GALLERY)
[email protected]
──────
第1回目は、ダンサーやミュージシャンを中心とした参加があり、
ギャラリー、畑、バス停へと移動しながら即興セッションを行いました。
バス停では近所の方や子どもたちも集まり、自然の中で自由な表現を楽しむ時間を共有しました。
セッションの合間や終了後の交流会では、
このイベントをより楽しむために何ができるか、参加者同士で意見を交流しました。
4/28[日] 14:00 (一部)/16:00 (二部) [カンパ制]
会場:OHARANO STUDIO GALLERY
新たなギャラリーでのイベントとして、
新たなギャラリーが集まる場所として、
誰もが、どんなスタイルでも参加できる即興セッションイベント『NEWギャラリー展』を企画しました。
主催:波多野円香
(OHARANO STUDIO GALLERY)
[email protected]
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第1回目は、ダンサーやミュージシャンを中心とした参加があり、
ギャラリー、畑、バス停へと移動しながら即興セッションを行いました。
バス停では近所の方や子どもたちも集まり、自然の中で自由な表現を楽しむ時間を共有しました。
セッションの合間や終了後の交流会では、
このイベントをより楽しむために何ができるか、参加者同士で意見を交流しました。
第1回NEWギャラリー展 REVIEW
初めてイベントを開催して率直に思ったこと。それは、場があり、人がいれば、「何か」が起こるということだ。当然のことかもしれないが、当日参加者が集まるまでの不安から、処刑台に立つのはこんな気分だろうかと考えていた私には大きな気づきであった。同時に感じたのは、ここで起こる「何か」の可能性を開かせ続けるだけで終わりたくないということである。テーマか方向か意識か、何が本当に必要なのかは明確になっていないが、交流会の中で参加者の方々と膨らませた夢の数々をどれだけ実現できるか試したい。
今回はギャラリー、畑、バス停と場所を変化させながら展開。日本家屋、空と緑、一定の人工物によって区切られた空間、という異なる場の性質を感じながら、「はじめまして」からはじまった参加者同士の関係の深まりを感じながら、時が進んだ。
[第1部]
・打ち合わせなし(約37分)
多くの方が初対面同士の中、まずはやってみようということで開始。猫をかぶるDJにインパクトを受けながら、それぞれが踊りや音楽をはじめる。
お互いに探り探りであった空気が変化したのは、別室に置かれていたおりんが運ばれてきたタイミングだった。沢山のおりんが大きな音を響かせて運ばれてきた瞬間、このセッションが本当の意味で始まったと思う。このこともあってか、ダンサーが音に応じて動きを生むという構図が多く見受けられた。空間に音がもたらされると、そこはライブハウスにも、小学校にも、宇宙空間にも変貌を遂げるようだ。
終了後、休憩もかねて交流会。大きな波がない「日本人的」な時間だったという指摘があった。
初めてだからこその探り合いと迷いを大いに含む、2度と生まれえぬ表現。貴重な時間に対する昂ぶりと、それをどこまで崩せるだろうかという期待を感じる。
[第2部]
・畑(約10分)
解放感ある風景に調和する、明るいギターの音色から開始。バネを思わせる、波うつのこぎりの音に対し、ダンサーがのびやかな身体で応えるのが美しい。遠くへ広がる自然の影響か、それぞれの音や動きは、室内と比較してとても大きく生き生きとしていた。
途中からリズムに変化が起こる。ギタリストもボディを叩くことでリズムを刻み始めた。ここから男性ダンサー2名のダンスのシーンに。民族音楽のような雰囲気で展開していく即興音楽に対し、お互いの身体を読みながら繰り出される2人の動き。異国の地にいるような気分を味わう。
・南春日町バス停(約20分)
住宅の前のバス停。ここで終点となるバスが折り返すために広い場所がある。印象的だったのは、2名からスタートしたダンスに対し、円を描きながらダンサーが増えていったことだ。4名に増えたダンサーたちはふわりと絡まって1つの塊となり、気づけば解けていた。人間が出会い、別れるという日常の景色が重なって見えた。
近くで遊ぶ子どもたちやその保護者の方——ギャラリーが増えるに従い、音楽隊もダンサーのフィールドに混ざりに行く。
「誰が、どんな参加スタイルでも」「プレイヤーでも、ギャラリーでも」というイベントのあり方が体現された瞬間であっただろう。
バスが到着し、セッションは中断。しかし、子どもたちに向けて即席のコンサートが始まっていた。
イベントの展開にも即興性があるということか。
波多野円香(OHARANO STUDIO GALLERY)
〈次回予定〉
『第2回NEWギャラリー展』
5/19[日] 14:00 (一部)/16:00 (二部) [カンパ制]
会場:OHARANO STUDIO GALLERY
主催:波多野円香
(OHARANO STUDIO GALLERY)
[email protected]
〈次回予定〉
『第2回NEWギャラリー展』
5/19[日] 14:00 (一部)/16:00 (二部) [カンパ制]
会場:OHARANO STUDIO GALLERY
主催:波多野円香
(OHARANO STUDIO GALLERY)
[email protected]
※終了しました